一般社団法人
日本毒性学会
THE JAPANESE SOCIETY OF TOXICOLOGY

教育/SOT教育コース派遣

米国毒性学会(SOT)教育コースへの派遣に関する規程

一般社団法人日本毒性学会 米国毒性学会教育コースへの学会員派遣に関する規程
平成24年 1月 4日  制定
平成28年 7月26日最終改定
  1. 設置目的
    日本毒性学会は、米国毒性学会(Society of Toxicology,SOT)の学術年会時に開催される教育コース(Continuing Education Courses)に学会員を派遣する事業を行う。本事業の目的は、当学会の次代 リーダー候補に研鑽の機会を提供すること、および教育コースの受講成果を当学会に還元させることにより当学会の生涯教育システムの質や情報量を充実させることにある。
  2. 対  象
    派遣する学会員は以下の条件のいずれかを満たす者とする。
    1. 会員歴5年以上の正会員(原則45歳以下とする)で,本人以外の当学会評議員の推薦を受けられる者
    2. 1)に準じる者で,本人以外の当学会評議員の推薦を受けられる者
      対象人数は毎年2名を原則とするが、理事長の判断で増減できるものとする。
  3. 派遣者の便益および経費
    当学会は派遣者に対し以下に充当する費用として一人当たり55万円(一律)を補助する。
    •  当年のSOTへの参加費用およびSOTの教育セミナー(2コース:教育委員会が指定する1コースと派遣対象者が自由選択する1コース)への参加費用
    •  派遣者の日本国内の居住地とSOT年会開催地間のエコノミークラス往復航空運賃、宿泊費、その他旅行傷害保険等の諸経費
  4. 派遣者の責務
    派遣対象となった者は、以下の責務を求められるものとする。
    1. 当年のSOTの教育セミナーの中から教育委員会が指定するセミナーを受講すること。
    2. 当年または翌年の当学会主催の生涯教育講習会等で講師を務め、受講したSOT教育コースの内容を報告すること。
  5. 選考方法
    選考は、公募および理事会の推薦により行う。いずれの場合も下記の1)~4)の書類の学会事務局への提出が必要である。教育委員会は、これら書類を基に、また候補者の専門分野、業績等を考慮して審査し、教育コース毎に派遣候補者を選出する。理事長の決裁をもって派遣者の決定とする。
    1. 申請書(形式自由、希望するセミナーを明記)
    2. 履歴書〔生年月日、当学会の会員番号、最終学歴、職歴(業務内容を簡潔に付記する)、現在の専門分野、入会年度〕
    3. 研究業績一覧(直近5年を中心に)
    4. 学会評議員の推薦書
付則 平成28年 7月26日改定の本規程は同日から施行する。

米国毒性学会(SOT)教育コースへの派遣者公募

日本毒性学会教育委員会
委員長 土屋 由美

日本毒性学会では,学会員を米国毒性学会(Society of Toxicology, SOT)の学術年会時に開催される教育コース(Continuing Education Courses)に派遣する事業を行っております。本事業の目的は,当学会の次代リーダー候補に研鑽の機会を提供すること,および教育コースの受講成果を当学会に還元させることにより当学会の生涯教育システムの質や情報量を充実させ,学会のレベルアップを図ることにあります。

2024年度は2025年3月16日-20日にオーランドにて開催予定のSOT教育コースのセミナーの中から,当委員会が指定するセミナーに計2名を派遣する計画です。

1.対象者

 派遣する学会員は以下の条件のいずれかを満たす方とします。
  1. 会員歴5年以上の正会員(原則45歳以下とする)で,本人以外の当学会評議員の推薦を受けられる方
  2. 1)に準じる方で,本人以外の当学会評議員の推薦を受けられる方

2.派遣者への補助

 当学会は派遣者に対し1)および2)に充当する費用として一人当たり一律に55万円を補助します。

  1. 当年のSOTへの参加費用およびSOTの教育セミナー(教育委員会が指定するセミナーと派遣者が選択するセミナー各1コース)への参加費用
  2. 日本国内の派遣者の居住地とSOT年会開催地間の往復航空運賃および宿泊費、その他旅行傷害保険等の諸経費

3.派遣者の責務

 派遣対象となった方には,以下の責務が求められます。

  1. 当年のSOT教育セミナーの中から教育委員会が指定するセミナーを受講すること。
  2. 2023年の当学会主催の生涯教育講習会等で講師を務め,受講したSOT教育コース、指定セミナーについての内容を報告すること。

4.選考方法

 教育委員会が書類審査により選考を行います。2024年11月の教育委員会で審査し,理事長の決裁をもって決定します。選考結果は,12月末までに応募者宛に郵便および電子メールにてお知らせします。

5.申込み方法

 2024年11月15日までに以下の4点の書類を事務局宛に提出してください(書類の形式は問いません)。郵送あるいは電子メールへの書類添付いずれも受け付けます。郵送の場合は封筒(表)に,電子メールの場合は件名に「SOT教育コース派遣応募」と明記してください。なお,頂いた個人情報は,事務局の方で厳重に管理し,派遣者選考のためにのみ使用し,選考者決定後に破棄いたします。
  1. 申請書〔形式自由,希望するセミナー(AまたはB)を選択して頂くことになります〕
  2. 履歴書〔生年月日,当学会の会員番号,最終学歴,職歴(業務内容を簡潔に付記してください),現在の専門分野,学会入会年度〕
  3. 研究業績一覧(直近5年を中心に記載してください)
  4. 学会評議員の推薦状

6.派遣セミナー

下記の2コースの公募を行います。派遣は、各コース1名、計2名といたします。
なお、選考の結果によっては、ご希望の指定セミナーとは異なるコースの受講をお願いする場合もありますことをご承知おきください。

Aコース
  • 指定セミナー: [AM04]Key Considerations of NAM Development for Global Regulatory Harmonization; Upon completion of the course, attendees will have a better understanding of how to bring a method from development to validation, build confidence, and standardize aspects of the approach on the path to harmonization.
  • 自由選択セミナー: 午後に開催される,Bコース指定セミナー以外から選択しください。
Bコース
  • 指定セミナー:[PM12]Utilizing New Approach Methodologies (NAMs) for Regulatory Assessment of Developmental Neurotoxicity: Progress and Prospects;Utilizing New Approach Methodologies (NAMs) for Regulatory Assessment of Developmental Neurotoxicity: Progress and Prospects

    もしくは、

    [PM13]Seeing Ocular Pathology: Best Practices for Ophthalmic Endpoints in Ocular Toxicity Studies;
    This course will allow attendees interested in developing ocular therapeutics, from traditional to newer complex modalities, to understand and appreciate the necessary resources for conducting ocular toxicity studies for the development of an ocular pharmaceutical or medical device product.

  • 自由選択セミナー: 午前に開催される,Aコース指定セミナー以外から選択しください。

SOT ホームページ
https://www.toxicology.org/events/am/AM2025/index.asp

7.申込み・問い合わせ先

一般社団法人 日本毒性学会 教育委員会
〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
(株)毎日学術フォーラム
TEL. 03-6267-4550 / FAX. 03-6267-4555
E-mail:jsothq@jsot.jp

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