一般社団法人
日本毒性学会
THE JAPANESE SOCIETY OF TOXICOLOGY

学会表彰/奨励賞

選考結果

第18回 2024年度奨励賞受賞者

研究課題名

Mas-related G-protein coupled receptor X2を介する薬剤誘発性IgE非依存性アレルギー様反応の感受性差に関する研究

氏名

浜村 えり

所属

第一三共株式会社 安全性研究所

研究課題名

多様なメカニズムによる酸化ストレスの惹起:メイラード反応産物による細胞障害と薬物代謝酵素シトクロムP450の機能抑制

氏名

宮内 優

所属

崇城大学薬学部

研究課題名

医薬品曝露によって生じる口蓋裂発症とマイクロRNA発現変動に関する研究

氏名

吉岡 弘毅

所属

岐阜医療科学大学薬学部

受賞者一覧

第17回 2023年度奨励賞受賞者

研究課題名

抗体医薬品によるサイトカイン放出症候群(CRS)に関する研究

氏名

岩田 良香

所属

中外製薬株式会社 安全性バイオサイエンス研究部

第16回 2022年度奨励賞受賞者

研究課題名

薬物代謝酵素により生成する脂肪酸代謝物が有する神経毒性修飾作用に関する研究

氏名

大黒 亜美

所属

広島大学大学院医系科学研究科

研究課題名

異物応答性核内受容体による肝細胞増殖制御機構に関する研究

氏名

志津 怜太

所属

静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野

研究課題名

薬物の死後変化に対する血中タンパク質の寄与に関する研究

氏名

山岸 由和

所属

千葉大学大学院医学研究院付属法医学教育研究センター

第15回 2021年度奨励賞受賞者

研究課題名

薬剤性肝障害のメカニズム解析,バイオマーカー探索及びin vitro予測系の開発

氏名

織田 進吾

所属

小野薬品工業株式会社 研究本部 安全性研究部

第14回 2020年度奨励賞受賞者

研究課題名

水系環境中からの有害物質の除去能と毒性発現防止に関する研究

氏名

緒方 文彦

所属

近畿大学 薬学部

研究課題名

胎生期化学物質曝露による次世代の毒性発現メカニズムの研究

氏名

栗田 尚佳

所属

岐阜薬科大学 薬物治療学研究室

研究課題名

ビスフェノールA及びその関連化合物による内分泌かく乱影響の解明:
エストロゲン受容体β(ERβ)を介した新規毒性機構

氏名

平尾 雅代

所属

広島国際大学 薬学部

第13回 2019年度奨励賞受賞者

研究課題名

分子-組織-行動レベルの統合的アプローチによる発達神経毒性研究

氏名

木村 栄輝

所属

国立環境研究所 環境リスク・健康研究センター

研究課題名

高脂肪食給餌マウスにおけるthioacetamide 誘発肝細胞壊死減弱メカニズムの解析

氏名

白井 真人

所属

第一三共株式会社 安全性研究所

研究課題名

メチル水銀によるS-水銀化の毒性学

氏名

外山 喬士

所属

東北大学大学院薬学研究科

第12回 2018年度奨励賞受賞者

研究課題名

カドミウムによるアポトーシス誘導の分子機構に関する研究

氏名

徳本 真紀

所属

愛知学院大学 薬学部

研究課題名

カニクイザルの精巣毒性に関連するmiRNAに関する網羅的研究

氏名

櫻井 健

所属

第一三共株式会社 安全性研究所

第11回 2017年度奨励賞受賞者

研究課題名

毒性学における転写因子Nrf2の貢献

氏名

田口 恵子

所属

東北大学大学院 医学系研究科 医化学分野

研究課題名

内分泌撹乱物質の妊娠期曝露による次世代影響の機構ならびに評価法への応用

氏名

武田 知起

所属

九州大学大学院 薬学研究院

第10回 2016年度奨励賞受賞者

研究課題名

休眠がん抑制遺伝子GADD45γの発現誘導と制がん

氏名

竹田 修三

所属

広島国際大学 薬学部 環境毒物代謝学研究室

研究課題名

薬物代謝酵素の酸化反応に基づく化学物質や医薬品の毒性発現に関する研究

氏名

佐能 正剛

所属

広島大学大学院 医歯薬保健学研究院

第9回 2015年度奨励賞受賞者

研究課題名

有害重金属の毒性発現に関わる新たな標的分子の同定およびその作用の解明

氏名

李 辰竜

所属

愛知学院大学 薬学部

研究課題名

重金属の毒性発現における金属輸送体の役割に関する研究

氏名

藤代 瞳

所属

徳島文理大学 薬学部

第8回 2014年度奨励賞受賞者

研究課題名

環境中・生体内代謝過程における化学物質の毒性獲得機構とその制御

氏名

岡本 誉士典

所属

名城大学 薬学部

研究課題名

化学物質によるプロスタグランジンE2産生増加が引き起こすマウス新生仔における水腎症発症

氏名

吉岡 亘

所属

東京薬科大学 薬学部 病態生理学教室

第7回 2013年度奨励賞受賞者

研究課題名

遺伝子スクリーニングによる薬毒物感受性決定蛋白質の同定とその作用機構解析

氏名

高橋 勉

所属

東北大学大学院薬学研究科生体防御薬学分野

研究課題名

キノロン系抗菌薬オフロキサシンの幼若ラットにおける関節病変発症機序に関する研究

氏名

後藤 浩一

所属

第一三共株式会社 安全性研究所

第6回 2012年度奨励賞受賞者

研究課題名

6価クロムによる遺伝子発現変化の分子メカニズムとその生体影響に関する研究

氏名

木村 朋紀

所属

摂南大学薬学部毒性学研究室

研究課題名

有害金属の毒性に対する防御応答を担う細胞応答システム

氏名

新開 泰弘

所属

筑波大学医学医療系環境医学分野

第5回 2011年度奨励賞受賞者

研究課題名

トキシコゲノミクス手法を用いた医薬品の探索毒性評価とバイオマーカー探索に関する研究

氏名

上原 健城

所属

塩野義製薬株式会社 創薬・開発研究所 安全性研究部門

研究課題名

炎症性サイトカインによるシトクロムP450遺伝子発現及び酸化ストレス応答調節機構に関する研究

氏名

芦野  隆

所属

昭和大学薬学部毒物学教室

研究課題名

タンパク合成阻害剤シクロヘキシミドによる肝傷害誘発機序

氏名

熊谷 和善

所属

第一三共株式会社 安全性研究所

第4回 2010年度奨励賞受賞者

研究課題名

環境汚染化学物質有機スズのグルタミン酸が関与する神経毒性

氏名

古武 弥一郎

所属

広島大学大学院医歯薬学総合研究科

研究課題名

毒作用発現とタンパク質等生体内因子発現との相関に関する研

氏名

山本 利憲

所属

ラクオリア創薬株式会社

第3回 2009年度奨励賞受賞者

研究課題名

マイクロRNAの肝毒性発症に関する研究

氏名

福島 民雄

所属

シオノギ製薬株式会社 安全性研究部門

研究課題名

有害金属による血管構成細胞の機能障害に関する研究

氏名

藤原 泰之

所属

愛知学院大学薬学部 衛生薬学講座

研究課題名

創薬早期における薬剤誘発性QT延長リスク評価に関する研究

氏名

田保 充康

所属

中外製薬株式会社 富士御殿場研究所 安全性研究部

第2回 2008年度奨励賞受賞者

研究課題名

ゲノミクス手法を用いたラット肝臓の薬物起因性遺伝子発現変動に関する研究

氏名

清澤 直樹

所属

第一三共株式会社 安全性研究所

研究課題名

メチル水銀に対する感受性決定に関わる細胞内蛋白質の検索とその作用機構解析

氏名

黄 基旭

所属

東北大学大学院 薬学研究科

第1回 2007年度奨励賞受賞者

研究課題名

野生生物のシトクロムP450と汚染環境への適応機構に関する研究

氏名

石塚 真由美

所属

北海道大学大学院獣医学研究科

研究課題名

ヒト胎盤に対する有機スズ化合物の内分泌撹乱作用に関する研究

氏名

中西 剛

所属

大阪大学大学院薬学研究科

選考規程

一般社団法人日本毒性学会 奨励賞 選考規程
平成18年 7月 4日  制定
平成27年 2月 5日  改定
平成31年 1月25日最終改定
第1条
設置:日本毒性学会は奨励賞を設ける。
第2条
授賞の対象:毒性学に関する研究において独創的な研究業績をあげつつあり、将来が期待される本会会員に授与する。ただし、推薦される研究課題で既に他学会等の賞を受けているものは対象とならない。
第3条
候補者の資格:現に3年以上継続して日本毒性学会の会員であり、授賞年度の4月1日に満40歳以下であるもの。
第4条
表 彰:授賞者数は毎年3名以内とし、賞状および副賞を授与する。授賞式は当該年度の日本毒性学会学術年会の総会にて行う。
第5条
受賞講演:受賞者は当該年度の日本毒性学会学術年会にて受賞講演を行う。
第6条
候補者の推薦:評議員1名の推薦を必要とする。推薦者は、授賞候補者に関する所定書類を日本毒性学会理事長(事務局)に12月31日までに提出する。
  1. 推薦書(候補者氏名、略歴、会員歴等を所定の用紙に記入したもの)
  2. 推薦理由(2,000字以内)
  3. 奨励賞の対象となる業績目録:原著論文(J. Toxicol. Sci.またはFundam. Toxicol. Sci.に掲載された論文に丸印を付ける)、総説・著書
  4. 過去3年間に日本毒性学会学術年会で発表した一般講演演題リスト(共同著者となっている演題を含む)
第7条
選 考:
  1. 奨励賞の選考は、学術広報委員会内に設けられた学会賞等選考小委員会(7名)が行う。
  2. 選考小委員長は理事長と学術広報委員長が協議の上指名し、委員は学術広報委員長と学会賞等選考小委員長が協議の上、指名する。委員の任期は1年とし、再任はさまたげない。
  3. 候補者と同一の講座(大学以外の機関はこれに準ずる部局)に所属する者および推薦者はその年度の選考委員長及び選考委員にはならないものとする。
  4. 選考小委員会委員長が、応募者と関連があると認められる場合には、学術広報委員長は選考委員の中から1名を、当該応募者の選考に限り、選考小委員会委員長の代理となる選考小委員会副委員長を指名する。選考小委員会委員長は、当該応募者の選考には関与しない。
  5. 選考小委員会は授賞者を選定し、学会賞等選考小委員長は、該当者なしの場合を含めて学術広報委員長及び理事長に報告する。
  6. 選考方法等に関する申し合せは別途定める。
付則
平成31年1月25日改定の本規程は同日から施行する。

推薦要領

2025年度日本毒性学会 奨励賞 候補者推薦要領

毒性学に関する研究において独創的な研究業績をあげつつあり,将来が期待される本会会員に日本毒性学会奨励賞を授与する。


候補者の資格:

現に3年以上継続して日本毒性学会の会員であり,授賞年度の4月1日に満40歳以下である者。ただし,推薦される研究課題で既に他学会等の賞を受けている者は対象とならない。

推薦者の資格:

日本毒性学会評議員

表  彰:

授賞者数は毎年3名以内とし,賞状および副賞を授与する。授賞式は当該年度の日本毒性学会学術年会の総会終了後に行う。

受賞講演:

受賞者は当該年度の日本毒性学会学術年会にて受賞講演を行う。

候補者の推薦:

評議員1名の推薦を必要とする。推薦者は,受賞候補者に関する下記事項を所定用紙に記入し,日本毒性学会理事長宛(事務局)に電子メールで提出する。なお,所定用紙(Word ファイル)は日本毒性学会ホームページ(https://www.jsot.jp/award/encourage.html)からダウンロードして使用すること。
  • 推薦書(候補者氏名,略歴,会員歴等を所定の用紙に記入したもの)
  • 推薦理由(2,000 字以内)
  • 奨励賞の対象となる業績の目録:原著論文(J. Toxicol. Sci.またはFundam. Toxicol. Sci.掲載論文に丸印を付ける),総説・著書
  • 過去3年間に日本毒性学会学術年会で発表した一般演題リスト(共同著者となっている演題を含む)

推薦書類の送付先:

jsothq@jsot.jp(日本毒性学会事務局)

推薦締切:

2024年12月31日(火)