研究倫理要綱
一般社団法人日本毒性学会 研究倫理要綱
令和4年9月2日制定
この要綱は、本学会の定款に謳った毒性学領域の研究の進歩発展を図るとの目的に鑑み、当学会の会員が科学者として科学的方法論を用いて誠実に研究活動を行う必要性を明確に示し、研究倫理に則り活動することを厳に促すことを目的とする。
1. | 会員は、科学者として自らの研究の立案、計画、申請、実施、報告、広報などのすべての過程において誠実であること。 |
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2. | 会員は、普遍的な研究倫理に従うこと、ひいてはそれを維持する為に制定された種々の規則や規範を遵守すること。 |
3. | 会員は、ずさんな研究計画や研究行為を排除し、研究データの記録の保存や取扱いを厳正に行い、ねつ造、改ざん、盗用などの不正行為に加担しないこと。 |
4. | 会員は、研究成果を論文などで公表する際には、各自が果たした役割に応じて、その内容についての責任を負うこと。これには、他の科学者の成果について知財権を含めて正当に評価する責任が含まれる。 |
5. | 会員は、科学的助言などの公的活動に際しては利益相反の開示を正しく行うこと。 |
付則 | 令和4年9月2日制定の本要綱は同日から施行する。 |