一般社団法人日本毒性学会,THE JAPANESE SOCIETY OF TOXICOLOGY

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毒性学コミュニケーション/毒性研究者紹介

毒性研究者紹介

名前 所属
星  尚志 東北大学大学院薬学研究科 代謝制御薬学分野/
東北医科薬科大学薬学部 環境衛生学教室
齊藤 洋克 国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 毒性部
青木 重樹 千葉大学大学院薬学研究院 生物薬剤学研究室
久我 和寛 武田薬品工業株式会社
中野  毅 東京薬科大学 薬学部 公衆衛生学教室
衛藤 舜一 大阪大学大学院薬学研究科 毒性学分野
坂橋 優治 大阪大学大学院薬学研究科 毒性学分野
田中 美樹 広島大学 大学院統合生命科学研究科 統合生命科学専攻 生命医科学プログラム


所属 東北大学大学院薬学研究科 代謝制御薬学分野/ 東北医科薬科大学薬学部 環境衛生学教室
名前 星 尚志
受賞タイトル ミクログリアにおけるメチル水銀によるオンコスタチンM発現誘導機構

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
我々のこれまでの研究によって、メチル水銀が脳内免疫担当細胞であるミクログリアに作用すると、サイトカインであるオンコスタチンM (OSM) が放出され、メチル水銀毒性を惹起することを示してきましたが、その詳細なOSM発現誘導機構は不明でした。今回の研究では、培養ミクログリア細胞株を用いた検討により、メチル水銀はASK1/JNK/cJun経路およびJAK1/STAT3経路を活性化させ、それぞれ活性化されたcJunとSTAT3が共役することで、その下流でOSMの発現を誘導することを明らかにしました。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
上述した免疫担当細胞であるミクログリアは、定常状態では中枢神経機能の維持に働いていますが、過剰に活性化すると炎症性サイトカインの放出や貪食を介して、神経傷害を増悪させることが知られており、同様にメチル水銀による神経毒性発現にも重要な役割を果たしている可能性がわかってきました。そこで私は、さまざまな分子生物学的手法を用いて、メチル水銀によるミクログリア活性化の分子機構と、それに連なる神経毒性誘導機構を明らかにすることを目指し研究しています。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
学部生時代に受講した講義の中で、自然中に存在する低濃度のメチル水銀が、胎児・幼児の発育に悪影響を及ぼすことを勉強しました。メチル水銀が原因である水俣病発症から60年が経過した現在になっても、メチル水銀が及ぼす健康影響が問題視されていること、その毒性発現機構がほとんど不明だということを学び、興味を持ちました。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
研究室配属後から一貫してメチル水銀毒性発現の分子メカニズムに取り組んでいたため、始めのうちはそういった薬毒物の毒性発現機構を究明することが毒性学だと思っていました。しかし、勉強を重ねる中で、疫学をベースとした研究や種々のインフォマティクスを用いる研究などがあることを知りました。現在は、毒性学が非常に学際的な分野であることを感じながら、自身の研究がどのように毒性学に貢献できるか意識していきたいと思っています。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
私の研究は、メチル水銀による神経毒性への、神経細胞とミクログリアの細胞間相互作用を評価するために複合培養系である大脳スライス培養の構築からスタートしましたが、従来法ではミクログリアが正確に評価できないという欠点を抱えていました。そのため、スライス作製条件や培地条件などを総当たりで検討しましたが、改良に成功するまで半年以上費やしてしまい、大変な期間が続きました。一方で、培養系構築後はスムーズに検討を進めることができ、非常に楽しく研究に取り組めました。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
自身のこれまでの研究から、脳を中心とする細胞間相互作用に強い興味を持っています。近年の分子生物学技術の発展により、複合培養系や個体でもより詳細な分子レベルでの解析ができるようになりました。メチル水銀の研究においても、これまで培養細胞レベルで示されてきた様々な因子も含めて、生体内での振る舞いや役割を、細胞間相互作用も含めて詳細に解明していきたいです。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
学部生時代に永沼 章先生が仰っていた、”最短の時間で最大の成果を出す”という言葉がとても印象強く記憶に残っており、日々の研究でも意識するようにしています。仮説を立てたときに、それを立証する方法を複数挙げ、どのようなアプローチがより正確・迅速・簡便に評価できるかを考えて研究に取り組んでいます。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
研究室配属から現在に至るまで、厳しくも温かいご指導をしてくださっている黄 基旭先生に心から感謝して申し上げます。この度、このような賞を受賞することができたのも、ひとえに先生の論理的に研究を進め、深めていくご指導の賜物と存じます。これからも頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。
Q9 後輩に一言お願いします。
私はまだ学位取得前で研究者としてもまだまだ未熟ではありますが、ぜひとも互いに切磋琢磨し合いながら毒性学を発展させられたらと思っています。


所属 国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 毒性部
名前 齊藤 洋克
受賞タイトル 低用量ペルメトリンの早期慢性ばく露による成熟後の雄マウス行動影響

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
ピレスロイド系殺虫剤(ペルメトリン)をモデル化学物質として用い、化学物質の発生-発達期ばく露によって誘発される成熟後の中枢神経系への影響について検討しました。経胎盤、経母乳によってペルメトリンにばく露された産仔を成熟後に解析したところ、神経回路基盤形成への影響(海馬歯状回における新生ニューロンの過剰産生およびアストロサイトの機能不全)が疑われ、学習記憶異常というかたちで行動影響が認められました。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
現在の研究にも関係しますが、実験動物としてマウスを用いて、身近に存在する化学物質の「発生-発達期(早期)」への、環境中を想定した「低用量」ばく露によって成熟後に顕在化する生体影響に着目して研究を行ってまいりました。その中でも、複数の行動試験を組み合わせた情動認知行動影響解析、および形態解析を主とした脳組織、生殖組織への影響評価を中心に行っておりました。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
生物学の勉強をしている過程で、精巧に形づくられ、厳密に制御されているはずの生体が、時として化学物質によって、将来が変化してしまうほどの影響を受けてしまうということを知り、生物の未だ解明されていないブラックボックスの部分に非常に興味を惹かれ、この分野についてより深く知りたいと思ったのがきっかけです。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
経口投与1つにしても、動物へのストレスを最小限に抑えるため、高い精度の技術が求められます。また、毒性影響において多臓器連関を考えるには、想像よりもはるかに知識が必要となり、はじめは圧倒されてしまったというのが正直な感想です。しかし現在は、知識・技術を吸収するほどに視野が広がり、非常にやりがいを感じております。始めたときには想像もしなかった毒性研究の奥深さを知るとともに、私たちの日常生活にも非常にかかわりのある大切な分野であるという印象です。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
マウスを用いて行動試験を行っていますが、例えば、化学物質のばく露時期、雌雄での影響の違いを示唆するような、予想とは異なる思わぬ発見があるときは、やはり面白いです。また、行動毒性を評価する際には、実験の性質上、同じ条件(温度、湿度、環境音等)、高い精度で、実験環境をコントロールするところからはじまり、マウスの扱いにも細心の注意を払って実験を行わなければならないため、始めたころは非常に苦労しました。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
国立衛研・毒性部では、身の回りに存在する健康や環境に害を及ぼす恐れある様々な物質(化学物質、食品、医薬品等)の、ヒトに対する毒性を予測・評価し、未然に防ぐ提案をするための研究を行っております。これに関連して、個人的には、化学物質の発生-発達期ばく露により、成熟後になぜ脳高次機能への影響が生じてしまうのか、加えて、顕在化する行動影響の雌雄差、個体差など、従来の評価系の補強となるような、異なる視点からの影響評価に興味を持っております。将来の夢は、自分だからこそ明らかにできたという、後世まで残るような学術的にインパクトのある研究をすることです。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
常に今の自分を越えるために、「不撓不屈」の精神で研究に取り組んでいます。書籍は、中枢神経系と生殖系の研究を行ううえで、学生時代から使っている、「カンデル神経科学」、「Histological and Histopathological Evaluation of the Testis」、国立衛研で研究を始めてから紹介していただいた、「Casarett & Doull‘s Toxicology」が、私にとって支えになっています。また、毒性学の奥深さ、毒性学において必須の観点ともいえる「網羅性」の大切さを説いてくださる国立衛研・毒性部部長の北嶋聡先生は、私の支えであり目標としている先生です。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
私が毒性学に興味を持ち、この道を選択したきっかけでもある講義をしてくださり、私の学位取得の際の指導教官でもありました東北大学大学院・農学研究科・動物生殖科学分野教授、種村健太郎先生にはたいへんお世話になりました。学部4年時から博士後期課程修了に至るまで、終始懇切な御指導を頂けたこと、改めて御礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
Q9 後輩に一言お願いします。
私自身、学ばなければならないことが数多くありますが、毒性学は、研究としてのやりがいとともに、ヒトが生活するうえで大切な知識も身に着けることができる学問であると感じています。どの研究でもそうですが、ある現象を見つけ、なぜそうなったのか解明していく過程は心躍ります。そして、とても単純な理由かもしれませんが、好奇心といいますか、純粋に研究が楽しい、という気持ちが研究をすすめる原動力になるのだと思っています。毒性研究をすすめる中で、自身が面白いと思える研究を1人1人が見つけ、みなさんとともに毒性研究をより発展させていければと思います。


所属 千葉大学大学院薬学研究院 生物薬剤学研究室
名前 青木 重樹
受賞タイトル HLA多型特異的な薬物性の免疫毒性発症に対する免疫寛容系の関与

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
薬物による毒性には個人差が存在し、その一つの要因がヒト白血球抗原HLAです。しかし、HLAの関与する薬物毒性発症メカニズムは十分には明らかとなっていません。そこで私たちはHLA遺伝子の導入マウスを作出し、毒性の再現を試みました。ところが、HLAの導入だけでは顕著な毒性は現れず、抑制性免疫(免疫寛容系)の関与が考えられました。実際に免疫寛容系を除去することで顕著な毒性発現が認められ、今後この動物モデルを用いた毒性メカニズム解明への発展が期待できます。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
私が大学生・大学院生のときは、骨代謝に関わる分子メカニズム研究に従事していました。今行っているHLAの関与する薬物毒性研究とは大きく内容が異なっています。しかし、大学院時代の経験が全く役立っていないかというとそうではなく、むしろ今の研究への大きな弾みになっていると思っています。特に、学生時代は遺伝子を扱う研究がメインでしたが、そのように分子レベルで生命現象を扱うトレーニングを多く行ってきたことで、今の分子薬物毒性学的な研究があると考えています。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
私は現職に就く前、医薬品医療機器総合機構(PMDA)で審査専門員を務めていました。そこで新規医薬品の審査資料等を見る中で、「なぜ副作用が起こるのだろうか?」「なぜその副作用の発現や程度には個人差があるのだろうか?」と純粋な疑問が生じていました。当然デスクワークのみではそれらの疑問に対して真正面から答えることができません。そこで、今一度ウェットの研究を自ら行うことで毒性メカニズムを分子レベルで解明し、より安全な医薬品供給に資したいと思ったのが動機です。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
この毒性研究を始めたときはほぼまっさらの状態でしたので、うまくいくのだろうか・そのままポシャってしまうのではないかという不安・心配がありましたが、ある意味新鮮な気持ちで取り組むこともできたのが事実です。そして、構築したマウスモデルが本当にワークするのだと分かったときは正直喜びを隠せませんでした。その後は比較的想定どおりの進展が認められているので、このまま確変状態が続けばいいなと願うばかりです。暗中模索であっても続けることが大事だと思っています。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
これまでの毒性研究で面白かったことは、研究内容というよりは、研究に至る過程で様々な人とディスカッションしたことです。当初の想定どおり、それほど簡単に動物モデルで毒性が認められるわけではなく、なぜ毒性が生じないのか・なぜ元気なままなのかを議論したことは興味深かったです。大変だったことは、一筋縄ではいかず毒性の奥は深いなと感じたことです。生体はそれほど脆弱ではないということを教えてくれたような気もしますので、それが今後の毒性研究に活きるはずです。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
今私が興味を持っているのは、毒性発症の予測基盤をできるだけ簡便な形で作り上げることに対してです。毒性分野では様々な予測基盤の構築が試みられているとは思いますが、生体内で起きている分子メカニズムにできるだけ忠実に予測できるようになることがベストだと思っています。そして、それが世の中で実際に使われるようになっていくようにすることが将来の夢です。また、毒性学に限らず、「生体がもつ恒常性とは何か?」を研究者人生でできるだけ突き詰めていきたいです。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
野口英世の「誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ」は正にそのとおりと思っていて、学生時代から勉強は怠らないようにしてきました。そして、幅広く様々な知識・経験を取り入れることが、ある特定の道を切り拓いていくうえでも大事だと思っています。生まれながらの天才ももしかしたらいるのかもしれませんが、生きている限り日々勉強は怠ってはいけないと感じています。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
学生時代の研究室の教授がよく「意味のないプロトコルなどない」とおっしゃっていて、それを身に染みて感じています。何を行うにも理由を考える癖は忘れず、それがあるからこそ着実に研究が進められているのだと思っています。今さら感は否めないですが、何気ないその一言に感謝しています。
Q9 後輩に一言お願いします。
基礎研究に没頭したいと思う若い人たちが減ってきているように感じる今日この頃です。研究は大変なこともありますが、自分というもの・オリジナリティを前面に打ち出せるアートの世界でもあると思います。また学生さんは、研究をとおして自分の描く世界にどっぷりと浸かれる絶好の機会でもあります。この経験は飛躍的な成長を生むはずです。この貴重なチャンスを有意義に使ってください。


所属 武田薬品工業株式会社
名前 久我 和寛
受賞タイトル 心拍変動解析によるサルの薬物誘発性痙攣の予測

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
テレメトリーシステムで取得したサルの心拍のデータから薬物誘発性痙攣を予測できるかを、医療AIを研究されている名古屋大学の藤原幸一先生との共同研究により検討しました。今回は少数化合物によるコンセプト検証でしたが新規のバイオマーカーとして活用できる可能性が垣間見えたと考えています。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
大学ではアルブミンにポリエチレングリコールを複数結合させてコロイド浸透圧を上昇させ、それを血漿代替物としてラットやマウスに投与してその有用性を評価していました。輸液として体液保持効果はありましたが、一方で安全性に問題があり実用には至りませんでした。この研究の結果をきっかけとして安全性評価に興味を持ち、就職先として選択しました。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
入社して安全性部門に配属となったことがきっかけです。それまで薬学にも病理学にも触れたことがなかったため最初はわからないことだらけでした。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
毒性学という分野をまるで知らなかったため、最初は細胞や動物を用いて医薬品の副作用を検討するくらいのイメージしかありませんでしたが、実際は薬理学や生理学領域から、果ては環境、社会科学まで極めて広い領域をカバーする学問であるということがわかりました。今でも全容はつかめていないと思います。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
医薬品の開発過程において薬理研究から予測できないような毒性が見いだされた場合は毒性研究者としての腕の見せ所だと思います。実験によって毒性メカニズムを解明して回避法まで見い出すことは創薬において極めて重要ですし、とてもやりがいを感じます。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
革新的で安全な医薬品の創出がもちろん第一の目標ですが、それ以外ですと毒性学領域と他業界・異分野とのコラボレーションにより新しい社会的価値を生み出すことに興味があります。毒性学者の異分野進出はまだあまり多くないように思いますので、面白い掛け合わせがまだまだ残っていると思っています。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
出典元は複数ありますが、座右の銘は「迷ったら困難な道を行け」です。面倒であったり苦手であったりする選択肢をあえて選ぶことで新たな発見や成長が得られ、結果としてまた新しい道が拓けると思っています。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
大学の先輩:鍛えていただいた飲ミュニケーション力はいつまでも役に立っております(諸刃の剣ですが)。
Q9 後輩に一言お願いします。
科学の発展は日進月歩で、我々の暮らしは日々便利になっていきますが、同時に科学が人や環境へ与える悪影響についても注目されることが多くなっていると感じます。そういう意味では、毒性研究は科学と人とが共存し、発展していくためにこれからますます重要になってくる分野ではないでしょうか。既存の考え方やレギュレーションに囚われず、様々な方向からのイノベーションが生み出されることを期待します。


所属 東京薬科大学 薬学部 公衆衛生学教室
名前 中野 毅
受賞タイトル 血管内皮細胞及びマクロファージ様細胞の血液凝固線溶系に対する亜ヒ酸の作用

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
本研究は環境汚染物質であるヒ素が動脈硬化症発症の基盤となる血液凝固線溶系の破綻に及ぼす影響を検討したものであり、亜ヒ酸が血管内皮細胞において転写因子NRF2の活性化を介して線溶促進因子のt-PA発現を選択的に抑制し線溶活性を低下させること並びに動脈硬化症の進展に関与するマクロファージにおいては線溶抑制因子のPAI-1及び凝固開始因子である組織因子の発現を増加させることで血液を凝固亢進状態に傾ける可能性を見出しました。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
大学では学部生時にヒ素による細胞毒性発現機構に関する研究を行っていました。大学院に進学後は、先に述べた様な動脈硬化症の発症に関与するヒ素の影響を血液凝固線溶系に着目して研究を行っています。大学院への進学直後には動脈硬化症という学部時代と大きく異なる研究テーマへの変更にとても戸惑いましたが実験を行い少しずつ結果が出ると、とても興味深い分野であるということを実感できました。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
毒性研究を行い始めたきっかけは特段ないのですが、大学時代に配属になった研究室で初めて毒性研究に触れ合いました。そこで、毒物が毒物であるのには理由が存在し、その理由の解明を自分が世界で初めて明らかにできるかもしれないという点に惹かれてから今まで研究を行っています。また、研究を始めて間も無い頃に学会発表をする機会を頂くことができたのが毒性研究を続けるきっかけになったと考えています。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
研究を始めた頃には何もわからない、所謂素人の状態なので実験の理由や目的もよく理解できてなかったので、研究=作業のような感覚でした。研究への興味も低かったので研究を続けるモチベーションは高くなかったと思います。今では、研究への意識が大きく変わったと思っています。単純に知識が増えただけではなく、研究の考え方が身についてきたおかげか多くの分野に関心を持つ様になりました。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
自身の研究が形になった時ももちろんですが、指導していた学生の実験結果が形になり評価して頂けた時が毒性研究を行っていて最も面白かったと感じました。また、大変だったのは人間関係です。所属研究室でも私自身の考え方と大きく乖離した人もいるので、その人の行動で精神的に苦しい思いをすることが多くあったことと自身の性格的な面からそれを相談できなかったことが一番苦しいと感じています。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
これまでヒ素単独での細胞への影響を検討してきたので他の有害金属と複合曝露した時の影響に興味があります。また、細胞を共培養し、細胞同士の相互作用を加味したヒ素の影響の有無を検討してみたいと考えています。将来の夢は自分の研究成果が薬の開発や病態の解明に繋がればいいと考えています。また、できたら私の研究に興味を持ってその内容を発展させてくれる人が現れてくれたらと思います。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
私が毒性研究者として支えられていると考えているのは、大学時代から、指導をしてくださっている研究室の藤原 泰之先生と高橋 勉先生です。先生方はいつも穏やかで私が研究活動を行う際にはたくさんのサポートをしてくださいました。ダメだった部分を否定するのではなく改善する方法を提案して頂いたおかげで助かった経験がたくさんあります。何度も挫折を経験しましたが、その先生のおかげで研究を続けることができたと考えています。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
私が研究をここまで続けることができたのは、先生が見捨てずに面倒を見てくださったおかげであったと考えています。また、大学、大学院と長い間お世話になったことをとても感謝していますが、お世話になったことに対しての恩義を返しきれていないのが心残りです。大学、大学院と学ぶなかで恩師と呼ぶのに一番ふさわしい存在は先生かと思います。何かあればいつでも微力ながらも尽力致しますのでお声掛けください。
Q9 後輩に一言お願いします。
昔よりも多くのことが明らかになっていて新規の事象を発見するのはとても困難だと思います。過去の研究が絶対に正しいと考え過ぎずに可能性を取りこぼすことのないようにたくさん疑問をもって研究を行ってください。それに加えて頼れる人、信用できる人、相談できる人と一緒に研究を行ってください、自分一人では、どうしても行き詰まる部分や苦しくなる時が来ると思います。そういう時に支えてくれる人が必要かと思います。


所属 大阪大学大学院薬学研究科 毒性学分野
名前 衛藤 舜一
受賞タイトル 獲得免疫系を介した非晶質ナノシリカのハザード同定と物性との連関解析

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
ナノマテリアルは、非常に有用な機能を有する画期的な素材であり、我々の日常使用する物品にも多く使用されているものの、未知の生体影響を秘めている可能性も危惧されており、そのリスク解析が喫緊の課題となっています。今回我々は、これまで検証してきた非晶質ナノシリカの事前曝露による、再曝露時の獲得免疫系を介した肝障害増悪というハザードにおける、非晶質ナノシリカの粒子径及び表面修飾の影響を評価しました。その結果、アミノ基、カルボキシル基により修飾された非晶質ナノシリカを前投与しても肝障害増悪が誘導されたのに対し、粒子径については再曝露時のものと等しくなければならないことを明らかとし、今回の受賞に至りました。本研究成果は、肝障害誘導機序解明や、ナノマテリアルの最適デザインにつながる知見となると期待しています。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
大学では、非晶質ナノシリカを初めとする、ナノマテリアルの獲得免疫系を介した安全性評価研究を推進しており、上述した受賞研究も、本研究の一部として実施したものになります。学部3年次に現所属分野に配属されて以来、一貫して本研究に従事しており、獲得免疫系を介したハザード同定から始まった研究が、現在ではその発現機序に仮説を立てることができるほど情報が集積したことを考えると感慨深いものがあります。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
毒性研究が、身近にありふれている『毒』を正しく理解し、人々の安心、安全を担保する学問であったためです。私は小さい頃より料理が好きでしたが、その中でじゃがいもの芽やナツメグなど、食材でも人体に有害なものがあるということを経験してきました。我々は、そういった毒にも薬にもなり得る物質を過去の経験から適切に摂取していますが、毒性学は、今後創出される様々な素材に対してもその安全性を担保し、人々の生活を守ることができると考え、この世界に飛び込みました。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
毒性研究を始めたころは、被験物質一つ一つに対して、地道に安全性情報や、その毒性発現経路を明らかにしていくものだとばかり考えていました。しかし近年ではコンピュータの発展に伴い、毒性研究のアプローチにも幅ができてきたように感じています。特に、機械学習を用いた毒性発現予測は、膨大なデータを取得、処理可能な現代に合致した毒性研究のターニングポイントにもなり得る研究だと考えています。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
毒性発現経路を解明していく段階で、自らの仮説に従ってハザード発現を回避できた時には、非常に嬉しくなります。大変だった(辛かった)ことは、親戚や知人に毒性学分野に所属していると言うと、危険な研究をしていると勘違いされることです。毎度、ヒトの安全を守る研究だと説明していますが、もう少し毒性研究の一般的な知名度が欲しいところです。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
『毒と薬は表裏一体』『薬毒同源』といった言葉にもあるように、毒は量や使い方によっては薬にもなり得ます。まだ発展途上の研究ではありますが、私の見出したハザードを有効活用する術を開発中です。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
毒性研究者としてではありませんが、「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一著)における、『動的平衡』という考え方が、そもそも生物学に興味を抱くきっかけとなりました。本書を拝読したのは高校二年生の頃でしたが、それまでは物理学や数学に執心しており、浅学無知であった私にとっては、生物が常に変化しながらも定常状態を維持しているという考えは非常に斬新で、これを受けて大学では生物系の学部に進学しようと決めました。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
毒性学分野に配属された時から当分野の堤 康央教授には厳しくも温かい叱咤激励を賜り、ここまで研究活動を続けることができました。この場をお借りして感謝申し上げます。堤教授の自主性を重んじる指導方針だったからこそ、様々な経験を積み上げることができ、着々と結果をあげてこられたと確信しています。博士後期課程も残り半分となりましたが、最後まで堤教授の教えを吸収し、成長していきたいと思います。
Q9 後輩に一言お願いします。
後輩には、実験の補佐をお願いすることが多く、時には早朝から深夜に及ぶ場合もありましたが、後輩たちの補助があったからこそ、これまでの研究成果を得ることができました。この場をお借りして感謝申し上げます。卒業後の進路は様々だと思いますが、毒性学分野での経験を活かし、活躍できる場面が少しでもあれば幸甚です。


所属 大阪大学大学院薬学研究科 毒性学分野
名前 坂橋 優治
受賞タイトル Forskolin誘導性のBeWo細胞合胞体化に対する銀ナノ粒子の影響解析

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
人工微粒子であるナノマテリアルの開発・利用拡大が進展し、妊娠期間中の母親への曝露も危惧され始めています。しかし、妊娠期ナノマテリアル曝露に関する安全性情報の収集は未だ遅れており、流産や早産といった妊娠結果に対する、ナノマテリアル曝露の影響評価は喫緊の課題です。今回我々は、妊娠維持に重要な胎盤が機能を獲得する過程である細胞合胞体化に焦点を当て、ハザード情報収集を試みました。その結果、合胞体化誘導時に銀ナノ粒子を共処置することで、合胞体化の促進分子Syncytin-1/2の発現量が低下するという新規知見を取得しました。さらに妊娠初期に産生が増大するホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピンβについても、同様に発現低下が認められるというハザードを見出し、今回の受賞に至りました。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
現在は、銀や金、非晶質シリカ等のナノマテリアルをモデルとして、微粒子曝露が妊娠成立や妊娠維持機構に与える影響を解析しています。ナノマテリアルが幅広く日常利用される現状に鑑みると、妊娠期間中の女性は、受精・着床・胎盤形成・胎児の成長という各段階を経て出産に至るまでに、継続してナノマテリアルに曝露されていることが懸念されます。本受賞研究は、この長い妊娠期間おけるナノマテリアル曝露のうち、胎盤形成段階への影響について知見をまとめたものです。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
身の回りにあるものは、どんなものでも「毒」になり得ます。それだけ「毒」というものが身近であるにもかかわらず、毒性評価やリスク解析研究は、有効性評価などと比較すると二番手のイメージがあり、世間の関心も薄いと感じます。私は、毒性を正しく理解し、それを世の中へ適切に発信することで、人々の安全を担保していきたいと考え、毒性研究に興味を持ち始めました。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
毒性研究を始めた学部時代は、カビ毒の毒性評価および治療薬への応用について学び、本来生体にとって有害な毒を有効利用する方法を模索するなかで、毒性学という分野の面白さを感じました。一転、大学院進学後は有用素材であるナノマテリアルのハザード解析を推進しています。以上2つの研究テーマを通じて、改めて「毒性」と「有効性(有用機能)」は表裏一体であると感じており、常に両側面から物事を視る目が重要だと意識させられます。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
同じ素材の粒子でも、サイズ等の物性が違えば、ハザードも異なるという点は、興味深いと同時にナノマテリアルの安全性研究を難しくさせていると感じます。また大変な点としては、よく「結局ナノマテリアルは危険だから規制すべきなの?」と質問される事が挙げられます。本研究の最終目標は、利点を最大限享受するために、ハザードを誘導しないナノマテリアルを設計することであり、そのために現状不足しているハザード情報の収集および毒性発現経路の解明を推進しています。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
テクノロジーの発展は目覚ましく、次々と新薬や新素材が生み出されています。したがって今後は、毒性評価も、より迅速かつ効率的な実施が求められます。この点、近年開発が進む有害性発現経路(AOP)は、非常に興味深いツールであると考えています。将来的には、ナノマテリアル安全性評価の分野でもAOP開発を進め、粒子の素材やサイズ・表面修飾などから、ある程度の毒性を予測できる評価モデルの構築を目指していきたいと考えています。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
私は常に「毒性学は未来のための研究」であると意識しています。新薬や新素材の開発の様に、成果をすぐに社会還元していく研究とは異なり、毒性研究とは未来の人々の健康や生活を守るために、今あるリスクを適切に評価し、改善する方法を模索するものであると考えています。前述のように、ナノマテリアルのハザード解析研究は、使用規制を目的に推進しているのではありません。将来的な安全利用を目指し、常に未来を見据えて、日々研究に取り組んでいます。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
現在所属する毒性学分野の教授である堤 康央先生には、日々厳しくも丁寧なご指導を賜り、そのおかげで本学会での受賞に至ることができました。この場をお借りして感謝申し上げます。ここまで濃密な2年半を過ごすことができており、着実に成果を挙げることができています。毒性研究者としてはまだまだ若輩者の私ではありますが、博士後期課程の期間を通して研究者としての素養を身に着けるべく、研究活動に邁進する所存です。
Q9 後輩に一言お願いします。
後輩には、実験補佐や研究ミーティングなど、研究生活の様々な場面で支えてもらっています。一人では、煮詰まることや視野が狭くなることもあるため、忌憚のない意見をくれる後輩の存在はとても頼もしく、私のモチベーションアップにもつながります。この場を借りて感謝申し上げます。どんな仕事でも、チームで同じ目標を目指す機会は、今後も数多あることでしょう。そんな時に、毒性学分野での経験が活かされ、充実した仕事ができることを願っています。


所属 広島大学 大学院統合生命科学研究科 統合生命科学専攻 生命医科学プログラム
名前 田中 美樹
受賞タイトル 大気中微粒子曝露マウスを用いた脳梗塞予後への影響の解析

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Q1 今回の受賞研究の内容、明らかにされた成果をご紹介ください。
大気汚染による健康被害は世界的な懸案事項です。大気中の微粒子(Particle matter、PM)の生体への影響は専ら呼吸器系が注視されてきましたが、新たに“脳神経系”への影響が示されつつあります。近年、PM高濃度環境下では脳梗塞の予後が悪化するとの疫学報告が増加しておりますが、そのメカニズムは不明です。私は実験的脳虚血モデルマウスを用いてPM曝露による脳梗塞予後への影響を解析し、「PM惹起性の神経炎症が脳梗塞の予後悪化に寄与すること」を明らかにました。
Q2 大学等では、どんな研究をされていましたか?/していますか?
所属研究室の研究テーマは「グリア細胞の脳機能維持に果たす役割の解明」です。そのなかでも私は脳虚血におけるミクログリアの機能に着目し、毒性学・薬理学の両分野から研究を進めています。
Q3 毒性研究を始めたきっかけは何ですか?
私は高校生の頃、祖父がパーキンソン病に苦しむ姿を見ていたため、そもそもは薬理学の研究に興味をもっていました。しかし大学の講義で「薬も過ぎれば毒となる」という諺を耳にしたことがきっかけで「毒性学って面白そう!毒性学にも携わりたい!」と考えるようになりました。そして、毒性学・薬理学の両分野を研究できる現在の研究室を志望し、今に至ります。
Q4 始めた時の感想と現在の印象をお聞かせください。
研究を始める前後で最もギャップが大きかったのは「“研究”=“勉強”ではない」ということです。私は、研究とは「既にある正解を追い求めること」だと思っていたので、始めた直後は「正解のない問いを探求すること」の難しさに苦しんでいました。しかし今ではむしろ、決まったやり方や正解がないという研究の面白さに取り憑かれています。
Q5 これまで毒性研究で面白かったこと、大変だったことは何ですか?
自身で考えた仮説とはまったく違う実験結果が出たときが一番面白かったです(もちろん解釈に困って大変な思いもしましたが…)。凡人の私が思いつく仮説なんて所詮ただの推測でしかないことを痛感し、生命現象の奥深さを身に沁みて味わいました。
Q6 今、興味を持っているもの、また将来の夢は何ですか?
自身の研究とはあまり関連しませんが「冬眠研究」に興味があります。専門分野にこだわり過ぎず様々な研究に従事し、将来は「知力・体力・胆力」を兼ね備えた人間になりたいです。
Q7 毒性研究者としてのご自身を支える座右の銘や書籍、人物がいらっしゃればご紹介ください。
中島敦の「山月記」に出てくる「臆病な自尊心、尊大な羞恥心」という言葉を戒めにしています。この言葉には「自分の実力のなさを恐れるあまりに物事へ挑戦せず、また、一方では自分が優れていると半端に過信するがゆえに周りの人との切磋琢磨を避ける」という意味があります。この言葉を胸に自分を戒め、無駄なプライドは捨てて何事にも挑戦するよう日々心がけています。
Q8 恩師/恩人(敢えて1人)に一言お願いします。
指導教員である石原康宏先生にこの場を借りてお礼申し上げます。これまで多くの先生方にご教授いただきましたが、なかでも、学部3年生の頃から親身にご指導くださった石原先生には感謝の念に堪えません。至らぬ点が多々あったことと存じますが、石原先生には研究面のみでなく社会面や生活面についても大変丁寧かつ辛抱強くご指導いただきました。この度の受賞もひとえに石原先生のおかげです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
Q9 後輩に一言お願いします。
とにかく食事・睡眠・運動を疎かにせず、こころとからだの健康を第一にしてください。

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